中国は国際責任を担い、特定の国や集団に奉仕することはない
第11期全国人民代表大会第1回会議が12日午前10時、人民大会堂で記者会見を開き、外交部の楊潔チ部長は、中国の外交政策と対外関係を紹介し、内外記者からの質問に答えた。
中国は国際業務の中でさらに多くの責任を担うべきだという質問について、楊潔チ外交部長は次のように答えた。
中国は国際社会での責任を負う一員として、一貫して真剣な態度で国際業務を処理してきた。それと同時に、発展途上国として率直に言えば、中国は自身の能力を超えた国際責任を引き受けることは出来ない。
私たちが担う国際責任は、特定の国あるいは国家集団に奉仕するのではなく、彼らの標準で測るものでもない。国際義務を担うことについて私たちは、中国の人民や世界に対して責任を負い、将来に対して責任を負わなければならない。中国自身の成長につれ、私たちは当然さらに多くの国際責任を負い、世界各国の人々とともに平和と発展事業を促進していく。
「チャイナネット」2008/03/12