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中日両国、食品安全の長期的で効果的な協力メカニズムの構築について協議中

 

3月13日、中国国家品質監督検査検疫総局の李長江・局長は全人代のプレスセンターで「中日両国政府は食品安全の長期的で効果的な協力メカニズムの構築について協議中である」と述べた。

 

李局長は「中日両国間の貿易量は非常に大きく、とくに食品と野菜は多い。いかにして両国の輸出入食品の安全を確保するか、両国政府と国民は非常に注目している。ここ数年、両国はすでにいくつかの協力を行ったが、貿易を順調に進められるよう、長期的で効果的な協力メカニズムを構築することが必要だ。現在、両国政府はこれについて積極的に協議している」と述べた。

 

李局長によると、長期的で効果的な協力メカニズムは主に三つの面からなっている。第一は、双方の情報交換と意思疎通の強化。第二は、突発事件への素早い対応の確立。第三は、両国政府と専門家間の定期的な協議メカニズムの構築、である。

 

現在、日本国民が中国の輸出食品に対し、いささか心配している現象があるが、これに対して李局長は「2004年以来、中国の対日輸出食品の検査合格率はすべて99.4%以上に達している。中国が日本に輸出している野菜と冷凍食品は、日本の輸入食品に占める割合が非常に大きいが、検査の合格率は一貫して高い。また毎年、400万人の日本人が観光や仕事で中国に来ているが、重大な食品による中毒事件はまだ起こっていない」と述べた。

 

李局長によると、2008年6月に、中国は『食品安全法』を打ち出すことになっている。品質に問題を起こした食品企業や個人は、さらに重く罰せられる。これによって中国の食品の安全性が保障される、という。(文=王浩)

 

人民中国インターネット版 2008年3月14日

 

 

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