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患者と仕事に尽くす ナイチンゲール

 

18歳で看護師になった。この仕事を始めて30年、もっとも大変なのは、「家庭と仕事の両立」だと話す。専門知識を有する看護師は、全身全霊で患者の健康と命を守らなければならず、また、夜勤があるため、家庭に尽くすことが難しいからだ。

 

「患者や仕事に対して、愛をもち、心をこめ、一心不乱に、辛抱強く接することができてこそ、看護師として合格だと考えています」

 

あるとき、卒業間近の看護学生が数人、実習にやって来た。その中の一人は、自分は優秀なので、実習後、病院に残れるものと思い込んだが、白さんはその学生にここで働くのは向いていないと告げた。学生はその言葉を聞き、泣きながら病院を去った。

 

白さんはその学生のことが気にかかり、電話をして、近くの病院で働くほうがよいと勧めた。学生は白さんの心遣いに感動し、今でもよく連絡をしてきて、教えを請うのだという。 (楊振生=写真・文)

 

7:30 第7病棟のスタッフを率いてなわとびの練習。病院の運動会のための準備だ。

9:00 毎週月曜日は第7病棟の業務会議。白さんと主治医はスタッフの報告を聞き、今週のスケジュールを立てる。

10:30 病室へ行って、患者の健康状態を把握する。


14:00 術後の患者を特別室で休ませるよう手配。

19:00 今週は当番婦長であるため、各科のナースステーションへ赴いてチェックを行う。

22:00 幼児の術後快復室へ行って、状態を尋ねる。





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