各国オリンピック委員会連合(ANOC)主席で、国際オリンピック委員会(IOC)執行委員のマリオ・バスケス・ラーニャ氏は6日北京で、「北京五輪組織委員会の準備業務は非常に円滑に進んでおり、北京が、五輪史上最も成功を収めた開催都市となる日も近くなっている」と述べた。
中国メディア数社の取材に対し、バスケス氏は、「北京五輪の準備業務は綿密で、完備されたものである。また、北京市内も大きく変化している。北京五輪の準備業務に対し非常に満足している」と述べている。
パン・アメリカンスポーツ機構(PASO)の主席も兼ねる、メキシコ人のバスケス氏は、「オリンピックスポーツの主旨とは、発展を推進し、全世界の団結や友好を促すもの。開催準備中の五輪都市である北京は、今、大きく変わろうとしており、北京市民も更に開放的になっており、また自信も備わってきている」と述べている。
バスケス氏はまた、「北京五輪の功労は、中国国民すべてに属すもので、その成果は全世界の人々に属すものだろう。北京五輪の成功は、中国国民と世界の人々との友好的な交流を促すだろう。ANOCは、各方面で、北京五輪のサポートをしていくつもりだ」と述べている。
ANOCは、205の国・地域オリンピック委員会で構成されており、第16回各国オリンピック委員会連合会議は、4月7日から9日まで北京で開催される。
「人民網日本語版」2008年4月7日
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