五輪聖火、初めて朝鮮に到着 

 

韓国での北京五輪聖火リレーが無事に終わった後、現地時間28日の零時20分、聖火はピョンヤンのスウアン(順安)国際空港に到着した。朝鮮民主主義共和国に聖火が入ったのは初めて。

 

 

北京五輪組織委員会の李炳華副会長が、聖火の入ったランタンを持って特別機を降りると、朝鮮オリンピック委員会のパク・ハクソン(朴学先)会長や、ピョンヤン市人民委員会のパク・ビョンジョン(朴炳鐘)第一副委員長は熱烈に歓迎した。

 

北京五輪の聖火リレーは、28日の10時からピョンヤン市で行われることになっており、ルートは約20キロ。ピョンヤン市の建築物が集中している大通りで行われ、北朝鮮代表56人、中国人走者14人の合わせて80人がリレーをつなぐ。

 

パク・ハクソン会長は先日、在朝鮮中国大使の劉暁明氏と会見した際、「朝鮮側はピョンヤンでの聖火リレーを非常に重視している。朝鮮の人民は情熱を込めて聖火リレーを期待しており、ピョンヤンでの聖火リレーが必ず成功を収めると信じている」と語っている。

 

ピョンヤンは聖火リレー国外ルートの18番目の国で、その後、聖火はベトナムのホーチミンに向かう。

 

「チャイナネット」 2008年4月28日

 

 

 
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