胡錦涛主席の訪日、日本国天皇と3回も会
ロイター通信東京5月4日発 胡錦涛国家主席のは日曜日にまもなく始まる日本への旅に対し楽観視している。氏は、今回の訪問は両国関係の「暖かい春」の到来を象徴するものであると語った。長い間、歴史問題をめぐって食い違いが存在するため、この2つの最大のアジア国の間で何度も摩擦を目にすることになった。
関連のアナリストと高官は、火曜日から胡錦涛主席の5日間にわたる日本への旅は大きな期待を寄せられており、人々は今回の訪問が両国間の恐れと懐疑の雰囲気を緩和することができることを期待していると語った。
これは胡錦涛氏が2003年に国家主席のポストについて以来外国に対して行う最も長い公式訪問である。これを見ても分かるように、両国が長年の敵視を経験した後、胡錦涛主席は対日関係の改善をきわめて重視している。日本はアメリカの主要な同盟国であり、世界の二番目の大きな経済体でもある。
胡錦涛氏は今回の訪問は「暖かい春」の旅だと考えている。両国の外交関係が以前小泉純一郎元首相の靖国神社参拝のために長年停滞して前進がみられなかったため、これ(「暖かい春」の旅)は積極的で楽観的な表現によってとらえられている。
AFP通信東京5月4日発 胡錦涛主席は5月6日から日本を訪問することになっており、これは中国の国家元首のここ10年来における初めての日本訪問である。これは2つのアジアの大国の間に依然として切り捨てられない係争があるにもかかわらず、着実に関係が緩和していることを意味している。
胡錦涛氏は日本に5日間滞在し、魅力のある外交攻勢――ピンポンを楽しみ、学生たちと話し合い、古刹を見学するなど――を行うことになっている。
日本は中国という急速に発展をとげる隣国との貿易がその経済回復のカギとなる促進的要素の1つとなることを期待している。ここ数カ月らい、ずっと胡錦涛氏の来訪のために準備を行っている。
公開の場所に顔を出すことをそれほど好まない日本国天皇は胡錦涛氏の訪日期間に氏と3回も会見することになっており、これは今回の訪問の日本にとっての重要な意義を物語っている。
「チャイナネット」 2008年5月6日
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