被災地での外国人死傷の報告はなし
外交部の秦剛報道官は13日の定例会見で、被災地で外国人が死傷したとの報告はまだないことを明らかにし、「報告があった場合、速やかに公表し、当該国の在中国大使館・領事館に通知する」と表明した。秦剛報道官は次のように述べた。
中国政府は在留外国人の安全を非常に重視している。震災発生後、外交部の担当部門は外国の在中国大使館・領事館と直ちに連絡を取り、被災地での死傷者の有無を確認した。外交部新聞司は重慶駐在の外国人記者とも連絡を取り、見舞いの意を表明し、彼らの状況を把握した。
被災地の状況は非常に深刻だ。インフラは破壊され、交通や通信もなかなか通じない状況にある。被災地へ取材に向かうのも大きな困難にぶつかるだろう。被災地へ向かう記者は、安全に注意し、緊急の事態に直面した場合、外交部新聞司や現地外事弁公室に直ちに連絡してほしい。外交部は記者が被災地へ取材に向かえるよう環境の整備に努める。中国側の関係部門も、被災状況や救援活動の進捗状況を速やかに発表する。
「人民網日本語版」 2008年5月14日
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