臥竜保護区のパンダ86頭の無事を確認
国家林業局は、外界との通信が約30時間途絶えていた臥竜自然保護区管理局事務所と四川省林業局が衛星電話で連絡を取ることに成功し、同区で飼育されているジャイアントパンダ86頭の無事を確認したと発表した。パンダの子どもはすべて、安全な沙湾へ移送された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
現在までに中国の3大パンダ飼育・繁殖拠点である中国(臥竜)パンダ研究センター、成都パンダ繁殖研究基地、陜西省稀少野生動物保護飼育研究センターのパンダ144頭の無事が確認されている。
中国には四川省、陜西省、甘粛省に野生のパンダ1590頭余りが生息する。今回の地震で野生パンダの生息地にもさまざまな影響が出ており、安否の確認が待たれる。
「人民網日本語版」 2008年5月15日
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