震源地の救援活動、大きな進展

 

四川大地震から40時間が経過し、現地の救援活動は大きな成果を上げています。現在、救援チームはすでに震源地のブン川県に到着し、救援活動を本格的に展開しており、長時間途絶えていた通信も復旧されました。

 

数千人規模の救援部隊がブン川県の県都と、現地で被災状況が最も激しい映秀鎮に到着し、被災者の救出や道路疎開、通信の復旧に取り組んでいます。映秀鎮の住民1万人あまりのうち、今のところ、2300人の生存が確認され、そのうち、1000人あまりは重傷のため、薬品、食品と飲料水などを必要しています。

 

14日午後2時現在までに、四川大地震で死亡した人の数は、およそ15000人に達しました。綿陽市の四つの町ではまだ道路が遮断されており、被害情況の全貌は明らかになっていません。

 

 

中国国際放送局日本語部より 2008年5月15日

 

 
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