日本各界から四川地震に義捐金 在日留学生も

 

中国四川省ブン川県で12日起きたマグニチュード7・8の強い地震による被害に対し、駐日中国大使館に日本各界からこれまでに3000万円近くの義捐金が寄せられた。

 

公明党の太田昭宏代表は13日午後、中国大使館を訪れ、崔天凱大使に義捐金として50万円を手渡すとともに、震災の犠牲者に深い哀悼の意を表し、同時に遺族にお悔やみを述べた。自民党の二階俊博総務会長の委託を受け、泉信也国家公安委員長兼防災相が二階派所属議員を代表して崔大使に20万円を手渡した。泉氏は、日本は自らの知識と経験で中国の防災能力の整備を支援したいと表明した。

 

小売最大手イオン・グループの岡田卓也名誉会長は崔大使に義捐金1000万円を手渡した。またイオン・グループは被災者に直接義捐金を贈るだけでなく、今月14日から来月1日までグループの各店舗で募金活動を行い、集まった金額と同じ額をグループとして改めて贈ることを明らかにした。

 

東京や新潟の自治体や資生堂および一部の機関、個人も大使館が開設した四川地震義捐金受け付けの専用口座に義捐金を振り込んでいる。

 

また別の新華社電によると、全日本中国留学生友好聯誼会の学生代表は13日、崔大使にこれまでに集めた義捐金100万円を手渡し、また四川省の地震被災地に見舞いの電報を送った。

 

聯誼会の李光哲総会長は次のように述べた。在日留学生はいつも祖国と人民を気にかけており、地震災害で広範な在日留学生は心配している。日本各地の留学生は学友会に連絡をとり、義捐金を贈ることで気持ちを表すことを希望している。(東京5月13日発新華社)

 

中華人民共和国駐日本国大使館サイトより 2008年5月15日

 

 

 
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