ラサ寺院、四川大地震の死者を慰霊

 

ラサの三大寺院の一つ、哲蚌寺(デプン寺)では14日正午、深紅の袈裟を纏った500人近くのラマ僧が正殿で経を読み上げ、四川大地震の死者を弔いました。

 

デプン寺のラマ僧、アワンクンゾーさんは「ニュースで四川省が大きな被害を受けたことを知った。僧侶たちは、自発的に法要を行うとともに、義捐金の募集もした」と述べました。

 

また、僧侶のポンソトウケーさんは「大地震は大きな損失をもたらした。特に、多くの人が亡くなったことは非常に悲しいことだ」と語りました。

 

同じく僧侶のアワントージョーさんは「住民の努力によって、被災地の人たちは必ず困難を克服すると信じている」と述べました。

 

またデプン寺やセラ寺などの僧侶も"世界平和を祈念し、北京五輪を祝福する"法要を行いました。

 

 

中国国際放送局日本語部より 2008年5月15日

 

 
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850