関係部門、四川に滞在する外国人の行方捜査に尽力
中国外務省の秦剛報道官は15日北京での記者会見で、「中国側はいま、四川省の被災地区に滞在している外国人の行方とその安否の調査に尽力しており、これまでに45名の外国観光客の行方をはっきりさせ、その無事を確認した」と発表しました。
統計によりますと、いま、四川省内には93名の外国観光客がいて15日正午までにそのうちの31名はイギリス人、2名がイスラエル人で12名がアメリカ人だということが分かり、いずれも無事が確認されました。
秦剛報道官は、また「地震発生当時、四川の徳陽で仕事をしていたドイツ人が逃げる途中で発病し死亡したが、中国側はこれに非常な遺憾を示し、ドイツの中国駐在機構にこのことを通報した。いまのところ他の外国人がこれまで死亡したという情報は入っていない」と述べました。
「中国国際放送局 日本語部」より 2008年5月15日
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