国家震災応急救援隊50人、汶川での救出活動を開始
国家地震災害応急救援隊の隊員50人が15日午後、震源地汶川県の被害が最も深刻な映秀鎮に2陣に分かれて到着し、生存者の捜索活動を開始した。「新華網」が伝えた。
15日午後1時50分、第1陣の救援隊員40人が成都軍区陸軍航空兵部隊のヘリコプター3機で映秀鎮に到着した。隊員らは到着後、生存者がいるとみられる映秀湾発電所や鎮中心の居住区など4カ所にただちに向かい、捜索を始めた。午後5時、第2陣の隊員がヘリコプターで到着し、4カ所の捜索に加わった。そのうち2カ所ではすでに、救出用通路を開通している。
救援隊現場指揮チームのメンバーを務める中国地震局応急救援司条件保障(環境確保)処の周敏・処長によると、救援隊は捜索隊員45人と医師5人からなり、光学生命探知機・電子波生命探知機・捜索犬4匹・救急用薬品を装備している。
「人民網日本語版」2008年5月16日
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