被災地での伝染病流行は確認されず 衛生部
国務院地震災害救助指揮部医療防疫チーム長で、衛生部党組書記の高強氏は15日、国務院がおこなった記者会見の席上、現在までに中央財政より2億元を支出し被災地区負傷者の救命費用に充てていることを明らかにした。また2億元を救急薬品・医療物資購入に、3千万元を医療チーム派遣の補助費用に充てている。先に現地に赴いた衛生防疫チーム14チーム計144人は15日現在被災地に到着しており、現地防疫人員と連携し、衛生防疫活動を効果的にに展開している。現在までに、被災地での伝染病流行およびその他突発性公共衛生事件は発生していない。
衛生部は被災地における衛生防疫業務についてすでに周到な手配を済ませており、今回の地震で被害が深刻だった被災地における防疫業務を省ごとに分ける措置を決定しており、1省につき1県を担当し、責任を持って全力を挙げて現地の衛生防疫業務にあたる。
「人民網日本語版」2008年5月16日
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