中国人民解放軍、懸命に救援活動を行う
国務院新聞弁公室は18日午後4時、四川省汶川県で発生した大地震の震災状況や救援活動などについて、6回目の記者会見を行った。総参謀作戦部の馬健空軍少将、国防部報道官、ニュース事務局の胡昌明大佐らは、中国人民解放軍と武装警察部隊の地震対策や救援活動を紹介し、記者の質問に答えた。
生き埋めの被災者2万1566人を救出
胡昌明大佐によると、現在までのところ中国人民解放軍と武装警察部隊は、11万3080人を派遣し、生き埋めになった2万1566人を救出した。そして3万4051人の負傷者の応急手当を行い、20万5371人の被災者と観光客の受け入れ場所を解決した。また7万8000トンの援助物資を調達し、307トンを空中投下した。道路の復旧は557キロ。
1億6000万元を被災地に寄付
軍事委員会総部から末端の中隊まで、将軍から普通の兵士まで、中国人民解放軍と武装警察部隊は義援金を出し、被災地に1億6000万元を寄付した。今もその寄付活動は行われている。
軍事施設の損害が軽く、核兵器は安全
地震が地元の軍事施設にもたらした損害について、総参謀作戦部の馬健空軍少将は次のように答えた。
「地震が発生した後、部隊の戦備状況を検査し、全ての状況に問題がないことを確認した。今のところ四川省の軍事施設が少し被害を受けているが、深刻な被害の報告はまだない。核施設は安全でいかなる問題もない」
「チャイナネット」 2008年5月18日
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