被災地の負傷者 四川省以外の病院へ移送
統一の計画に基づき、地震被災地の負傷者の一部を四川省以外の地区に移送して治療することとなった。20日10時20分に綿陽市から重慶市へ向かう負傷者移送専用列車が再び出発した。同日中に到着する予定で、297人の負傷者が乗車している。同日16時には鉄道部門が綿陽から西安へ向かう負傷者移送専用列車を運行、21日7時に西安に到着する予定だという。
貴州では四川省の地震による負傷者が移送されてくると伝えられると、入院患者の一部が次々と退院を申し出た。貴州省人民医院、貴陽医学院付属医院、遵義医学院付属医院といった病院15カ所は20日までに多くのベッドを空け、負傷者1680人を受け入れ可能にした。雲南省では各大型病院が1100床と様々な医療設備を確保し、負傷者の到着を待っている。
「人民網日本語版」2008年5月21日
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