日本の国際緊急援助隊、青川県に到着

 

日本の国際緊急援助隊の第一陣31人が、16日の午前9時45分、成都から400キロ離れた青川県の関庄鎮に到着した。多くの人が生き埋めになっている地域の手前5キロの場所は、土砂崩れのために道がふさがり、援助隊は足踏み状態だった。「少しでも希望があれば、最後まで努力する」と隊員たちは話す。

 

この援助隊は、日本各地の援助隊から選ばれた優秀な80人からなっており、多くの隊員は、阪神大震災や新潟中越沖地震での救助経験がある。また世界最先端の被災者を捜し出すファイバースコープなどの機材を携え、災害救助犬も伴ってきた。そのうちの一匹は、2006年の新潟中越沖地震で、地震の5日後に瓦礫から生存している男の子を発見したことで知られている。この災害救助犬を訓練している隊員は、「この救助犬が中国の子供を助けることで手柄を立ててほしい」と話す。

 

他の援助が待たれている場所へ移動するかどうか検討している隊員

 

最新情報:日本の国際緊急援助隊が午後3時30分、青川県の喬庄鎮に到着し、救援作業をはじめた。

 

「チャイナネット」 2008年5月16日

 

 

 
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