四川大地震 3年間で新しい都江堰市を再建

四川大地震 3年間で新しい都江堰市を再建

 

都江堰地震災害対策救助指揮部によると、同市では生存者捜索の作業が終わり、全面的な都市再建の段階に入ったという。

 

生存者はいない

 

救助にあたっていた全ての軍隊が、21日の午後に市街区から撤退した。今は防御服を着た少数の武装警察が、遺体の掘り起こしや整理を行なっている。救援部隊の代わりに入ってきたのは、1000台のがれきを運び出すトラックやブルドーザー、掘削機だ。

 

都江堰地震災害対策救助指揮部の責任者は、生命探知機による捜索を行った結果、都江堰市の全ての倒壊家屋の下では生存者が見つかず、そのため都市再建の段階に入ったと話す。

 

3年間で新しい都江堰市を

 

500人以上の建築専門家が今、建物の評価を行なっている。危険建物と認定されると直ちに取り壊され、利用可能な建物は耐震補強を施してから入居することができる。危険な建物が取り壊された後は、同じ場所に新しい建物が建てられ、3年を目途に新しい都江堰市の再建を目指している。

 

被災者のための仮設住宅の建設も行われており、都江堰市第二環状道路の周りには、その建設が急ピーチで進められている。

 

 

「チャイナネット」2008年5月22日

 

 

 
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