胡錦涛主席、「被災者を落ち着かせることは重要な任務」

 

中国の胡錦涛国家主席は25日、四川大地震の救援活動について、「当面最も重要な任務は、被災者を落ち着かせることだ」と述べた上、「生産活動を急ぎ、被災地の再建に貢献するよう」仮設住宅の製造や組み立てに当たる企業に求めました。

 

大地震で家を失って生活がまだ落ち着いていない被災者は、現在1400万人に上っています。このため、中国政府は、被災地に大量のテントや特別資金を調達すると同時に、第1陣として100万戸分の仮設住宅を建設することを決めました。

 

浙江省でテントの生産を視察したのに続き、胡錦涛主席は25日、河北省廊坊市に赴き、仮設住宅の生産現場を視察しました。胡錦涛主席は「被災地住民の生活条件を改善するため、仮設住宅の品質を確保しなければならない」と企業の責任者に要求しました。

 

「中国国際放送局 日本語部」より 2008年5月25日

 

 

 
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850