震災救援金・物資の着服・流用は断固厳罰に
「震災救援金・物資管理監督活動報告会」が、中央の承認の下、28日に北京で開かれた。報告会で賀国強・中央紀律検査委員会書記(中共中央政治局常務委員)は、次のように述べた。
四川大地震の発生後、中央・地方各級政府は大量の資金と物資を拠出し、全国各地、社会各界、香港・澳門(マカオ)・台湾の住民、および海外の華僑・華人は先を争って寄付を行い、多くの外国政府・国際組織・外国の友人も積極的な支援の手を差し伸べた。こうして集まった震災救援金・物資はその数量の多さにおいても、来源の広さにおいても、空前のものだ。震災救援金・物資のしっかりとした管理と使用を中央は非常に重視し、社会各界も高い関心を寄せている。私たちは震災救援金・物資の管理監督を適切に強化し、クリーンな救援活動を確保し、救援金・物資が本当に被災地と被災者のために使用されるよう確保しなければならない。
震災救援金・物資の管理監督の強化においては、次の7項目を重点的に行う必要がある。
第1、震災救援金・物資の監督検査指導チームを発足し、適切に指導を強化する。
第2、規則・制度を整備し、震災救援金・物資の管理監督強化の重要な支柱とする。
第3、各方面の役割を十分に発揮し、震災救援金・物資の管理・使用状況を全方位から監督する。
第4、特別監査を実施し、震災救援金・物資の迅速な支給と効果的な使用を確保する。
第5、特別検査を実施し、震災救援金・物資の管理と使用における問題を直ちに発見し、是正する。
第6、公開性と透明性を堅持し、震災救援金・物資の管理と使用を適切に白日の下にさらす。
第7、法律を厳格に執行し、震災救援金・物資の管理と使用における違反行為を迅速かつ厳重に処分する。
「人民網日本語版」 2008年5月29日
|