胡錦涛主席、甘粛の震災地を視察
胡錦涛国家主席は、6月1日、甘粛省の震災地隴南市に入り、故郷の再建などについて地元の幹部や住民と話し合いました。 隴南市は四川大地震の震源地であるブン川に近く、かなりの被害を受けています。
胡錦涛主席は郊外の農村での懇談会の席上、家屋の再建では、その耐震性を十分に考慮するとともに、飲用水問題も確実に解決するよう、地元幹部に求めました。
胡錦涛主席は、農民たちが、生産をいち早く再開すると同時に、自ら復旧作業に取り組むことを励ましました。また、地元で救援作業に従事している人民解放軍と武装警察にも慰問の意を表しました。
胡錦涛主席は、さらに、第一人民病院が設けたテント病院を訪れ、負傷者と医療関係者を見舞いました。この病院で救援活動を行っているパキスタンの国際医療チームに対して、胡錦涛主席は、中国政府と人民を代表して、感謝の意を示しました。 この日の夜、胡錦涛主席は、列車のなかで会議を開き、状況に見合った生産の再開促進政策をいち早く制定することを、地元政府に求めました。
「中国国際放送局 日本語部」より 2008年6月2日
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