中国 「端午節」祝いで被災地支援も

 

8日は、中国の伝統的な祝日「端午節」(旧暦5日5日)に当たる。四川大地震の発生以来初めての伝統的な祝日を迎え、各地で祝賀イベントを行っているほか、被災地の住民を支援する活動にも取り組んでいる。

 

テントで粽を作る子供たち

 

北京市や上海市、江蘇省、湖南省などでは、ドラゴンボートレースや詩の朗読大会などを行って端午節を祝っている。

 

広西の病院で端午節を過ごす地震の被害者

 

中国人は、端午節にチマキを食べる習慣があるが、地震の被災地の人もチマキを食べられるように、四川省のある自動車修理工場は、1万個のチマキを作って被災地に送った。また、黒竜江省ハルビン市の中学生は、被災地の子供を励ますために3000本の色とりどりの手作りの腕飾りを送った。

 

腕飾りを作っている黒竜江省ハルビン市の中学生

 

このほか、中国のメディアは、国民に対し「休暇を利用してボランティア活動を行い、チャリティーオークションやチャリティー公演に参加して被災地を支援するよう」呼びかけている。

 

「中国国際放送局 日本語部」より 2008年6月8日

 

 

 
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