在日中国人、「最も印象深い」震災救援活動アンケート
ここ1カ月余り、在日華僑・華人は四川大地震に深く心を寄せ続けてきた。「日本新華僑報」はこのほど、「震災救援活動への印象」をテーマに在日中国人100人にアンケートを行い、称賛・肯定の度合いが高かった順に、「最も印象深い10の震災救援活動・成果」を発表した。
(1)被災状況について、開かれた透明な報道、「実況放送」が行われた。
(2)初めて「哀悼日」が設けられ、犠牲者に哀悼が捧げられた。
(3)国の指導者が被災地へ駆けつけ、人命救助が救援活動の最重要任務として固められた。
(4)全国的な動員、全民による救援が行われ、大量のボランティアが参加した。
(5)社会全体から過去最高となる真心の義援金・物資が寄せられた。
(6)陸海空軍が救援活動に出動し、大規模なパラシュート降下や空中輸送が行われ、「人民の軍隊」の英雄たる本領を見せた。
(7)多数の国際救援隊・医療隊の入国支援を初めて認めた。
(8)唐家山「せき止め湖」の危険排除に成功し、一度で数十万人に影響が生じうる大災害を回避した。
(9)国が初めて自然災害の犠牲者遺族にお見舞い金を直接給付。被災者への日々の補助・食料提供基準も公開した。
(10)全国の力を結集し、迅速に復興計画を打ち出した。
ここから、政府の高い情報公開とその透明性、国を挙げての犠牲者追悼などが「最も印象深い震災救援活動・成果」であることが明らかだ。また、回答者の97%が「国家の真の姿が最も明らかになるのは危難の際だ。中国が震災救援活動において示した素早く、秩序ある、開かれた、そして深い人道精神、万民が心を1つにする、不撓不屈の民族精神、短期間で得た段階的で重大な勝利は、どの面から評価しても、『世界の災害救援史における模範』と呼べる」との考えを示した。
「人民網日本語版」 2008年6月17日
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