2008年北京オリンピック公衆気象サービスが5日、全面スタートした。これにより、オリンピック気象情報の提供サービスが正式に始まることとなった。
北京オリンピック気象サービスセンター担当者によると、現在行われている公衆気象情報を基本的内容として、オリンピック気象業務サービスシステム利用によるオリンピック施設、競技観戦交通アクセス、観光、共催都市、競技観戦ライフという5種類の気象予報サービスが新しく追加されたという。オリンピック施設では3時間ごとの天気予報・実況サービスが、各環状線、高速道路、国道では今後24時間の交通気象予報と3時間ごとの競技観戦交通天気実況サービスがそれぞれ提供される。これには、可視度、路面温度、路面状況、路面のすべり摩擦係数が含まれており、降水予報には、降雨量や水たまり深さの情報が追加される。観光客に向けて歴史名所や観光名所の天気予報も出される。紫外線、熱中症指数、快適度、空気品質など多くのオリンピック旅行に役立つヒントや共催都市の天気、試合の気象条件評価など各種情報が提供される。
テレビ、ラジオ、新聞、インターネットなど各種公共メディアや携帯電話ショートメッセージ、電話、都市部の街頭スクリーン、予報塔などの公共気象サービスプラットフォームは、オリンピック気象情報を人々にリアルタイムに届ける「グリーン通路」となる。
「人民網日本語版」2008年7月7日
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