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五輪競技場が省エネのモデルに(1)節水

 

北京五輪が近づくにつれて、「水立方」、「鳥の巣」などユニークなデザインの、イマジネーションにあふれる五輪の競技場は世界でも注目の的となっている。省エネも北京五輪の競技場の共通点の一つである。

水の節約、「鳥の巣」の給水の70%は中水を利用

北京の水資源はそれほど豊富ではない。そのため、設計の時から、北京五輪組織委員会は競技場における雨水の利用や中水のリサイクルという厳しい要求を打ち出した。

「鳥の巣」請負側の李久林技師長によると、「鳥の巣」の70%の給水は中水を利用するものであり、その一部は雨水である。リサイクルされた水はトラックの洗浄ばかりでなく、スタジアムの外側の緑化にも用いられる。

「鳥の巣」の雨水リサイクル・システムを通して、建物の屋根、競技場及び周辺地区の2万平方メートル余りの降雨を、1.2万立方メートルの池に集め、石英粒によるろ過など三つの処理技術を経て、「鳥の巣」の50%の水の需要を満たすことになっている。

中建一局グループ建設発展有限会社のプロジェクトマネージャーの孫洪荘氏によると、「水立方」は水道の水の消費を減らし、廃水の排出を減らすためのさまざまな措置が講じられている。年間雨水1万トン、シャワーの廃水7万トン、プール用水6万トンを集めることができるようになっている。建物の緑化、冷却塔の水の補給、建築物の周囲にめぐらされた堀への水の補給、トイレの洗浄、地面の洗浄などの用水はすべて廃水のリサイクルで解決する。これで毎年廃水の排出量を14万トン減すことが可能となる。

競技場の建設の過程では環境保全の理念が貫かれ、水の節約はそのうちの小さな部分に過ぎない。

 

「チャイナネット」2008年7月15日

 

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