日本で翻訳出版された主な中国の現代文学作品

国際翻訳家連盟(FIT)の第18回世界大会が8月2日から7日まで上海で開催される。同大会がアジアで開かれるのは今回が初めて。大会では中日両国の文学作品の翻訳状況も議論されることになっている。

中国の現代文学作品が日本でどれぐらい翻訳されているのかは、2001年から2006年の統計を見れば分かる。この5年間に日本で出版された主な中国現代文学は次の通り。

『山の郵便配達』(作者・彭見明、原題『那山那人那狗』)(集英社2001、3)

『もうひとりの孫悟空』(作者・李馮、原題『另一個孫悟空』)(中央公論新社 2001、6)

『活着』(作者・余華、原題『活着』)(角川書店 2002、3)

『貴門胤裔』(作者・葉広芩、原題『採桑子』)(中央公論新社 2002、4)

『上海キャンディ』(作者・棉棉、原題『糖』) (徳間書店2002、7)

『上海ビート』 (作者・韓寒、原題『三重門』)(2002、7)

『至福のとき』(作者・莫言、原題『幸福時光』)(平凡社2002、9)

『ドラゴン・ガール』(作者・九丹、原題『烏鴉』)(角川書店 2003、4)

『満州国物語』(作者・遅子建、原題『偽満州国』)(河出書房新社2003、4)

『白檀の刑』(作者・莫言、中国語の書名は『檀香刑』)(中央公論新社2003、7)

『白い犬とブランコ』(作者・莫言、原題『白狗秋千架』)(NHK出版 2003、10)

『赤い高粱』(作者・莫言、原題『紅高粱』)(岩波現代文庫、2003、12)

『ションヤンの酒家』(作者・池莉、原題『生活秀』) (小学館文庫2004、2)

『大浴女――水浴する女たち』(作者・鉄凝、原題『大浴女』) (中央公論新社 2004、7)

『凶犯』(作者・張平、原題『凶犯』) (新風舎文庫 2004、8)

『飢餓の娘』(作者・虹影、原題『飢餓的女児』) (集英社 2004、9)

『水煮三国志』(作者・成君憶、原題『水煮三国』) (日本能率協会管理センター 2005、8)

『十面埋伏』(作者・張平、原題『十面埋伏』) (新風舎2005、11)

『四十一炮』 (作者・莫言、原題『四十一砲』) (中央公論新社 2006、3)

『北京ドール』(作者・春樹、原題『北京娃娃』) (講談社、2006、8)

 

「チャイナネット」2008年8月1日

 

 
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