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北京オリンピック天津会場のボランティア、陶菲さん

 

ボランティアの陶菲さん「オリンピックが終わったら、ボランティアのユニフォームは、一生の記念に大事にとっておきます」

ボランティアの陶菲さん(左から2人目)と記念写真を撮る日本人観戦者(上)。  ジャーナリストの仕事をサポート中のボランティア(下)

8月7日、北京オリンピック天津会場は、大会2日目に入った。男子サッカー日本代表チームとアメリカ代表チームは、「水滴」のニックネームでも呼ばれるサッカー会場で、第一リーグB組の初戦を開始した。サッカー会場の入り口では、数人の若いボランティアたちが観客の案内に忙しく働いている。彼女たちは、おそろい制服に身をつつみ、英語で外国人の観客に案内をしている。陶菲さんは、その一人である。

陶菲さんは、天津師範大学英語専攻の三年生だ。1年前、大学では、北京オリンピック天津会場のボランティアを選考すると発表、陶さんは、すぐに応募した。「私は天津人です。天津が好運なことに北京オリンピックの共同開催都市になったのですから、もちろん、参加したかったのです」と陶さんはいう。

オリンピックのボランティアになるのは、簡単なことではない。彼女は、オリンピックの知識やアテンドのマナーなど多岐にわたるトレーニングを受け、多くの時間を費やしただけでなく、努力を尽くした。今年の夏休みも、オリンピックの仕事に費やす。陶さんはこうしたことについて「北京オリンピックは、国際規模の華やかな大会で、得がたいものです。スタッフの一人として、参加できるのは、とても好運なことと感じています。オリンピックを通じて、私は多くの知識を学び、より開放的で、冷静な態度で世界を見つめるようになりました。オリンピックのボランティアとなったこの経験は、一生のうちの最も価値ある思い出になると思います」と言う。

初仕事で、陶さんは最初、少し緊張したが、観客が多くなるにつれて業務が忙しくなりとても楽しく充実した思いを味わっている。

天津では、陶さんのような大会ボランティアは1000人以上にものぼり、多くは天津の大学から志願しており、大会やメディアの報道など多くの領域をサポートしている。彼女たちは自分たちの行動でオリンピックを応援している。(文・写真=王浩)

 

人民中国インターネット版 2008年8月8日

 

 

 

 

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