英国メディアの報道によると、ロンドンオリンピック組織委員会は、北京五輪閉幕式で行われる開催国バトンタッチのセレモニーで、英国出身のサッカー選手のベッカムを中心人物として起用する予定だ。「新京報」が伝えた。
同報道によると、五輪閉幕式では次回大会開催国による8分間のセレモニーが行われる。今回のセレモニーは、レッド・ツェッペリンのジミーペイジと歌手のレオナ・ルイスのパフォーマンスで幕を開け、ベッカムの登場で最高潮に達するという。33歳のベッカムはロンドンの象徴であるダブルデッカーバスで国家体育場「鳥の巣」に入場。バスの上でボールを蹴るパフォーマンスを行い、次回開催地ロンドンへのバトンタッチとする段取りだ。ベッカムはこの役目を演じることに感激しており、セレモニーの8分間は英国文化の最も優れた部分を示すものとなると語っている。ベッカムはまもなく中国へ出発する予定だ。
また英国ロイヤルバレー団やダンス・カンパニーの「Zoo Nation」と「Cando-co」から集められた数百人のダンサーも、ロンドンの優雅なバレーや活力に満ちたブレイクダンスなどのパフォーマンスを行う。そのうち「Cando-co」は障害者と健常者の混合で作られた団体。開催国バトンタッチのセレモニーで障害者芸術家がパフォーマンスを行うのは今回が初めてとなる。
「人民網日本語版」 2008年08月18日
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