地震で被害を受けた北川擂鼓鎮の2万人が仮設住宅に
地震で被害を受けた北川擂鼓鎮の2万人が仮設住宅に
四川省人民政府は、四川大地震で家を失ったり倒壊した約1000万人が、全て仮設住宅に引っ越したと発表した。地震が発生してから3カ月の間に3400の避難所には、50万棟の仮設住宅や、10万カ所の学校、病院などの公共施設が建設された。
北川県で最大の擂鼓鎮の避難所には、約2万人の被災者がテントに住み、8月中旬まで、 いくつかの家族が一つのテントに住んで順番に食事を作るという生活を送ってきた。しかし仮設住宅に引っ越すことになり、被災者たちの新しい生活がスタートする。
さよなら 80日のテント生活
「一緒の食事」
順番に野菜を買って食事を作った。お米は無料だが、油や塩、しょうゆ、酢は買わなければならない。11人の生活費は毎日10元。
「テント生活」
シャワーが不便な以外、被災者が最も苦しかったのは、時間をもてあまし心が落ち着かなかったことだ。北川政府はこの問題に気づき、避難先に労働者募集の情報を貼った。
「救済金の交付」
国務院は地震発生後、5月12日から8月12日までの3カ月間、被災した人たちに1人毎日500グラムの食糧と、10元の救済金を交付した。
「鍵の支給」
各家庭の代表がくじを引き、鍵を受け取った
「新生活」
労働者募集のグループが北川県に到着。被災者の就職問題や、弱者たちの利益を保障する措置が実施されている。
[チャイナネット]2008年8月28日