東華門街道の「温馨家園」には知的障害者が定期的に編み物や針仕事を学びにやって来る |
07年、4292人の就業をサポート
身障者の「実家」として、各区、県の身障者就業サービス機関は、雇用を求める勤務先にむけ、身障者の就業サポートに関する政府の優待政策を積極的に紹介している。また、身障者就業サービス専用の窓口を設け、情報を集め、身障者を雇用する勤務先に対し、職業紹介サービスを無料で行い、雇用する勤務先の必要に応じ、職業技能トレーニングを開催している。
去年だけでも、全市においてサポートされた身障者の就業者は、4292人にのぼる。市の中心部と農村部の町の697人の身障者に対し、失業の登記を行い、206人の身障者の求職を登記した。 全市において、165回の身障者就職面談会を行い、 157回の職業指導講座を開き、 5000人あまりが指導を受け、2132人が就業に成功した。
専門の発音ソフトでコンピューターの操作法を学ぶ視覚障害者(新華社) |
今年の「全国障害者サポートデー」には、市の障害者職業紹介サービスセンターと市の人材サービスセンターは、共同で身障者の大学生に専門の雇用面談会を行った。350人が参加、という予想を上回り、雇用面談会では1711人の身障者の求職者の受付をおこなった。うち、 338 人が第二回面接まで進み、43人がその場で職場を獲得した。
各企業の雇用は、内勤、財務、清掃員、技術者、コールセンターのスタッフ、サービスセンターのスタッフなどが主だったが、IT関係のエンジニアなど、専門性の非常に高い職種の雇用を望む企業もあった。福利待遇方面では。それぞれの職場の平均的な給与は、1500元であり、ある科学技術関係の会社では、セールス主任として、3000元~6000元の高給与を提示したところもあった。
15万人の身障者が就業保障金を得る
2006年、北京市の身障者就業保証金が地方税部門の徴収となってのち、社会の各単位が身障者を雇用する割合は明らかに増えた。 2007年北京市の身障者保障金の徴収額は、 11.67億元であり、 徴収を受けた単位は32万を超え、該当する単位の84%となり、 14%の増加となっている。 身障者就業保障金の管理使用政策が公布され、実施されて以来、あわせて15万人の身障者がその利益を得ている。
人民中国インターネット版 2008年9月8日