世界の100以上の国からの賓客たちが10月5日、第1回華西国際観光祭の開幕式に参加するため、「天下一の豊かな村」と言われる江蘇省江陰県の華西村に集い、改革開放30年来の中国の1つの小さな村の変遷を自らの目で確かめることになった。
華西村は中国の社会主義新農村建設のモデルとして、10数年来内外のメディアの間で幅広く注目されてきた。前世紀70年代の1平方キロ足らずの衣食に事欠く貧しい村は30年来、農民政治家呉仁宝氏のリーダーシップの下で、「公私合作制」を堅持し、面積30平方キロ、年間GDPが500億元近く(約7500億円)の「天下一の豊かな村」へと奇跡的に変身し、華西村は「経済が急成長し、環境が優れ、人々の生活が幸せそのものである」といわれる大きな変化を遂げ、この中国南部の小さな村も世界にその名を馳せるようになった。
華西村には観光スポットが80余りあり、中国と西洋の文化がここで融合されており、ユニークな観光コースは改革開放30年来の中国の1つの田舎村の変化を見て取ることができる。
5日の開幕式で、異なった国、異なった皮膚の色の賓客たちが華西村の発展をめぐって見解を述べた。ある米国人観光客は華西村の今昔を知って、このような社会主義は私達も期待していると語った。『インド新聞』記者のエーバイさんは、華西村の成功は社会主義、資本主義と共産主義の3つの「主義」の完璧な結合であると感銘した。米国タイム誌記者は「華西村はまるで1つの社会主義のパラダイスのようだと嘆じた。
「チャイナネット」 2008年10月7日