汶川県にエコリゾート区建設へ 震災地の経済回復を促進
「三江盤竜山エコ旅行リゾート区開発建設プロジェクト」が22日、四川大地震の震源地となった四川省汶川(ブン川)県で正式に締結された。汶川県三江郷内の盤竜山脈と周辺地区の開発・建設はこれで、実質的な段階に入った。「新華網」が伝えた。 同プロジェクトは、汶川県人民政府と広東省恵州市林豊実業有限公司が協力で開発する。汶川県三江郷内の盤竜山脈と周辺地区を、レジャー・娯楽・リゾート・会議・観光・マウンテンスポーツ・水上スポーツ・アウトドアスポーツが一体となった自然文化観光地として開発する予定だ。プロジェクトには4億2千万元が投資され、建設は3工期に分けて行われる。盤竜山には5つ星ホテルのほか、一連の観光施設が建設される。 同リゾート区は完成後、「成都市から1時間以内の経済圏」として都市計画に組み込まれ、成都の魅力をさらにアップさせる効果が期待されている。同時に、現地経済の回復と持続可能発展を促し、汶川県の経済発展のための新たな成長点ともなる見込みだ。
「人民網日本語版」 2008年11月23日
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