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外国メディアが温総理のオンライン交流を高く評価
「E両大会」 イギリスBBCの中国語サイトは、「中国の『両大会』がまもなく開催されるが、1カ月前から中国の2億人のネット利用者は、『E両大会』と呼ばれる自分たちの『両大会』を盛んに行っている。中国国務院の温家宝総理は2月28日、中国政府のサイトでネット利用者たちと交流、話題は金融危機や腐敗対策、就業、住宅、ケンブリッジ大学で講演が妨害された事件や料理、球技での体の鍛錬などに及び、『E両大会』はとても盛り上がった。こうしたメディアや市民が意欲的に政治に参加するのは、西側でもめったにない」と報道した。 1秒に10の質問 インド日刊紙の「ヒンドゥー」は、「温家宝総理のオンラインでのネット利用者との交流は、中国の転換を示している」と報道。 フランスのAFP通信は、温家宝総理はオンライン交流で、個人の問題より金融危機や医療改革、ケンブリッジ大学で妨害事件など、とても真剣な問題に答えたと伝えた。 香港紙「成報」の記事は次のようだ。「一瞬に数億人のネット利用者を引き付け、オンラインで対話したいとパソコンの前に人々を待たせる魅力がある指導者は、世界に温家宝総理しかいないだろう。67歳の温家宝総理の初めてのオンラインでの対話は2時間にもわたり、30万件の質問が寄せられた。この数はネット利用者が1秒間に10の質問を出したことになる。温家宝総理が触れた話題は経済と政治が中心で、本心でネット利用者と話しあった。このオンラインでの交流の後、多くのネット利用者は、これは進展でありとてもいいことだと考えており、インターネットは今後の中国の民主政治にとって非常に重要な一つの過程だと指摘。香港のネット利用者たちは非常に感動し、香港特別行政区の曽蔭権行政長官もこれを真似て、ネット利用者と真剣に対話するよう願っている」 とても親切な回答 台湾メディアが報道する主な内容は、台湾海峡両岸の協力に関するものだ。台湾の聯合新聞のサイトは、「去年6月に胡錦涛国家主席はオンラインでネット利用者と交流したことがあるが、今回、温家宝総理は、『高雄の農民』と称するネットユーザーの質問について非常に親切に答えた」という記事を掲載した。 また台湾「中央社」の記事では、馬英九氏は27日に台湾海峡両岸の経済協力のメカニズムと構想を語ったばかりで、28日に温家宝総理は、両岸は協議を通して経済交流と協力のメカニズムを検討しなければならず、これは両岸の人々の利益に合致し、台湾海峡の安定と発展にもプラスになると語ったと記している。
「チャイナネット」 2009年3月2日
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