全国政協、パソコン配布でペーパレス化へ

政協委員は駐在地に到着すると、今年はIDカードやルームキーのほかに特殊システムが搭載されたノートパソコンが手渡される。人民日報系の北京紙｢京華時報｣が伝えた。

このノートパソコンを開き、「会議文書送信・閲覧システム」をクリックすると、赤と黄色をベースにしたページが表示される。このシステムでレポート、関連報道、サイトマップなど両会に関するさまざまな情報が利用できる。

第11期全国政協第2回会議総務グループの職員によると、これは全国政協会議で初めて配布されるノートパソコンだ。ネットワークを通じて素早く会議文書やレポート、発言・提案、調査・研究・報告などを配信し、電子化によってペーパレス化を実現する。

同グループではノートパソコンを2千台以上用意して全委員に配布する予定で、会議終了後に回収し、次の年の両会で再び利用されるという。

｢人民網日本語版｣　2009年3月3日