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両会代表ら、安全問題に関心
2008年12月6日、「石家庄市・食品安全都市の建設に向けた1万人の署名イベント」が石家庄市文化広場で開催された。各機関の幹部、食品業関係者、市民ら4千人あまりが集まり、食品安全に向けた承諾を発表した。汚染粉ミルク事件を起こした三鹿集団がある同市では、今回の事件の教訓を重く受け止め、この教訓を食品安全保証に向けた強い力と勇気に変えようとしている。今回の署名活動は、同市にある17の県(市)と鉱区でも行われ、署名をした人は10万人あまりに上ったという。 汚染粉ミルク、偽造・劣悪薬品、悲惨な鉱山事故、安全を脅かすこれらの事故が次々と発生したことは、人々の頭を悩ます問題となっている。次々と北京に到着した「両会(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)」の代表らもまた、これらの問題に関心を寄せている。 2月28日、第11期全国人民代表大会(全人代)第7回会議において「食品安全法」が賛成多数で採択され、代表委員たちは安全問題の解決に向けた国の決意と自信を感じた。「今こそ、安全事故を根本的に見直す時です!」代表委員らは、人々の寝食を脅かす食品安全問題、薬品安全問題、生産時の安全事故問題を解決し、法律・法規を完備させるだけでなく、科学的な監督・管理、予防・抑制システムを打ちたて、問責制度を強めるべきだと次々に表明した。
「人民網日本語版」 2009年3月3日
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