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全国政協の記者会見で目を引いた 赤いパソコン
3月2日午後3時、第11期全国政治協商会議(全国政協)第2回会議は、人民大会堂記者会見場で最初の記者会見を行った。大会スポークスマン趙啓正の前に置かれた赤いパソコンが記者たちの注目を集めた。 日本のアジア通信社の記者が、これは中国政府がネットの社会化を大いに推し進めようとしているのかと質問した。趙スポークスマンは、「インターネットの発展は、社会の進歩や政府の情報公開を促すことができるし、政府に国民の考え方をよりよく知らせることもできるから、中国政府は引き続きネットの発展を大いに推進する」と述べた。
高い注目を集める金融危機への対策に言及すると、趙スポークスマンは「中国は目下の深刻な金融危機のなかでしっかりと立つには、あらゆる手を尽くし経済の平穏かつ比較的速い発展を維持し、8%のGDP成長率をなんとしても維持しなければならない。数日前、全国政協の科学技術界、経済界の委員たちは経済成長の維持、内需拡張、構造調整、発展の促進についてテーマ討論を行った。今回の会議ですばらしい提案がたくさん出されるであろう」と言った。 第11期全国政協第2回会議は3日午後北京で開かれる。現在すでにすべての準備活動を終えている。(文・写真=段非平)
人民中国インターネット版 2009年3月3日
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