政府活動報告：省エネ･汚染物質排出削減と生態環境保護を強化

第11期全国人民代表大会(全人代)第2回会議が2009年3月5日9時、北京人民大会堂で開幕し、温家宝国務院総理は政府活動報告を行った際、いささかも弛むことなく省エネ・排出削減及び生態環境保護事業を強化する。

①重点として工業、交通、建築の三つの分野における省エネ事業に着実に取り組み、引き続き十項目の重点省エネプロジェクトの整備を推し進め、電気設備、ボイラー、自動車、空調機、照明などの分野の省エネ措置を実行すること。

②循環型経済とクリーン・エネルギーの発展に力を入れること。

③省エネ・環境保護に関する諸般の政策を健全なものにし、省エネ・排出削減指標体系、チェック体系、モニタリング体系の要請に基づき、それを着実に実行に移すこと。

④全国民に向けた省エネ・排出削減キャンペーンを繰り広げ、政府機関、公営企業、事業体は模範としての役割を果たすべきであること。

⑤引き続き重点となる流域と地域の汚染防除を強化し、石漠化・砂漠化対策を強化し、重点防護林、天然林保護と北京・天津における風砂発生源地区の整備などの生態系整備プロジェクトを実施し、水、森林、草原、湿地などの生態系を保護する。

⑥国の気候変動対策案を実施し、気候変動への対応能力を高める。

人民中国インターネット版　2009年3月5日