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全人代代表が会場で四川チャン族の刺繍を販売?
全国人民代表大会(全人代)四川省代表団の審議会場では、代表である王瑜さんと張正貴さんが、「全て手作りでとてもきれいでしょう」と、チャン族が刺繍した服や装飾を記者たちにピーアールした。 王瑜さんと張正貴さんのこのピーアールは、昨年の四川大地震で大きな被害を受けた地域の人々に託されたもの。王瑜さんは、「北川県は地震でほぼ全壊し、農業や養殖業の回復にも時間がかかるため、みんな急いで収入を増やす道を捜している。今、北川県では、チャン族の女性200人余りが刺繍品の製作や販売に携り、毎日1人当たり20元から50元の収入がある」と、政府としては短期間に収入を増やす事業を起こすべきと考えている。
2人の代表の考えは、北川県と茂県に住むチャン族の刺繍や綿竹の年画などの無形文化遺産を、さらに開発して観光の商品にし、地震で被害を受けた人たちの就業の機会や収入を増やすことだ。
「チャイナネット」 2009年3月9日
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