世界の中国語学習者は4000万人、孔子学院は256カ所に

第11期全国人民代表大会第2回会議はプレスセンターで記者会見を行い、教育部の章新勝副部長、対外中国語教育発展センターの許琳幹事長らが、対外中国語教育について記者たちの質問に答えた。

教育部の章新勝副部長によると、現在、256カ所の孔子学院と58カ所の孔子講堂が81カ国にできている。アメリカのカリフォニア大学ロサンゼルス校、オーストラリアのメルボルン大学、ロシアのモスクワ大学、日本の早稲田大学、イギリスのエディンバラ大学など、44校の世界有名大学に孔子学院が造られた。そのほか、40カ国の150カ所の学校や機構が現在、孔子学院を設立する申請を提出している。

また、許琳幹事長によると、世界109カ国の3000の大学に中国語のカリキュラムが開設されており、小中学校でも中国語のクラスはますます増えているという。現在、世界中で中国語を勉強している人は4000万人を超え、多くの国ではその増加率が50%から2倍になっている。

タイでは、1000校の小中学校で中国語の授業が行われており、30万人の生徒たちが中国語を勉強している。3年前に200校だった米国は今では1000校に増え、中国語を学んでいる中高校生も2万人から10万人に増加した。

イギリスでも中国語の課程がある中学校や高校は150校から500校になり、7万人の生徒が学んでいる。ロシアでは2004年の50校から今では150校を数え、生徒数は5000人から1万5000人に増加した。

 

「チャイナネット」2009年3月12日

 

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