四川大地震後に生まれた「羅漢赤ちゃん」108人
四川大地震後に生まれた「羅漢赤ちゃん」108人
呉青さんは、四川大地震が発生した去年の5月12日以降、四川省什ホウ市の羅漢寺で生まれた「羅漢赤ちゃん」を訪ねるグループの責任者だ。呉さんは、「什ホウ市の関係部門やメディアは半月をかけて108人全員を探し出した。私たちは四川大地震1周年の期間にこの108人の誕生会を開催する計画で、有意義な1歳の誕生日を留めてほしい」と話す。
四川大地震の発生後、出産予定の妊婦40人が入院していた什ホウ市の母子保健院にも危険が迫り、近くの羅漢寺の僧侶は戒律を破って妊婦たちを収容した。
5月13日朝、地震発生後初めての赤ちゃんが羅漢寺の食堂の食卓の上で誕生。去年の8月1日までに合わせて108人の赤ちゃんが羅漢寺で生まれ、この寺で生まれた赤ちゃんは「羅漢赤ちゃん」と呼ばれている。
呉青さんによると、今回の「羅漢赤ちゃん」の1歳の記念イベントは恩を感謝するをテーマに、「人が災難に抵抗し、人が災難の中で弱いを守る」という考えを中心にして、社会の各界が力を合わせ、地震後の全ての子供に関心を持つことを願っている。またイベントでは寄付金活動も行い、「国際罹災児童記念日」の設立を呼びかけることにしている。
108人の「羅漢赤ちゃん」は、什ホウ市や両親が出稼ぎに行っている新疆、広州などで健康に育っており、四川大地震1周年の時にはみんな羅漢寺に戻り、生まれた場所で1歳の誕生日を祝う。
「チャイナネット」 2009年4月28日