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四川省交通施設再建 着々と回復する被災地交通

 

四川省交通施設再建 着々と回復する被災地交通

 

四川省災害後交通回復再建加速会議では、全面的に着工した11本の高速道路回復再建工事うち4本が完成し、綿陽―九寨、映秀―臥竜、北川―茂県など重点難点プロジェクトを含む、国と省の幹線及び重要経済幹線道路プロジェクトである84本のうち82本が工事を始めたことが明らかになった。また6503キロの農村道が回復し、39カ所の県の旅客輸送ターミナルのうち、30カ所が着工して5カ所が完成した。注目されている都汶路(成都―汶川)都江堰から映秀までの高速道路は5月10日に全面開通し、再建物資は縦横に交錯する道路の完成で、次々と汶川、茂県、北川、平武などへ運ばれることになる。

再建スピードを加速 

四川省の交通基礎施設は四川大地震で深刻な被害を受け、経済損失は562億8000万元に達した。この額は3年分の全省交通建設投資額とほぼ同じである。 

地震発生の当日、全ての高速道路で通行が再開され、5月13日には北川と青川間が回復、5月15日には汶川交通の「生命線」が復旧、5月17日には震央につながった計画では3年かかるはずだった都汶路も、。4000人の作業員の努力で3カ月後には全面的に復旧した。 

国際金融危機は、四川交通の回復再建と内需拡大に重くのしかかっているが、四川交通に関わる人たちはこうした圧力をチャンスにして再建プロジェクト建設を加速して、3年の再建任務を2年で終えるよう努力している。

治山や治水、防災も必要 

地震で破壊されたほとんどの道路は、地滑りや山崩れなど地質の災害も深刻で、再建は道路修復だけでなく、治山や治水、防災も必要だ。その困難さは今まで経験したことがなく、四川交通回復再建の工事中には、プロジェクトと生態の回復を結びつけ、沿線の生態回復を促進するために努力するとしている。

一日早い開通で2000万元が節約 

四川省交通庁道路局の計算によると、地震前の都汶道路は1日1万2000台の車両が通行し、そのうち5000台は荷物運送トラックだった。都汶道路が一日早く開通すると2000万元を節約することができるという。

 

 

「チャイナネット」 2009年5月6日

 

 

 

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