暴力犯罪事件後、ウルムチ市を直ちに外国媒体に開放

 

新疆ウイグル族自治区のウルムチ市で7月5日「殴打、破壊、略奪、放火」のゆゆしい暴力犯罪事件が発生した。事件発生以後、直ちにウルムチ市は外国のメディアに開放され、現在すでに60余社の外国メディアがウルムチ市に到着し、直ちに取材に取り組んでいる。

イギリス「エコノミスト」誌のジャーナリスト李泰徳氏(音訳)は5日夜、新華社の報道を見た後、6日午後ウルムチ市に駆けつけ、すぐ取材を始めた。氏は「今回の事件発生後における政府の態度は非常に開放的だ。事件の現場と病院に行った私は大きな怖れを感じた。負傷者の顔と体は血だらけで、多くの店舗は破壊され、ガラスが粉ごなになって地面に落ちていた」と述べた。李泰徳氏は1989年から北京に駐在して取材活動に携わり、流暢な中国語を話せる。また、「取材に応じた地元の市民の多くは『何にも知らないうちに殴られた』と語っている。現在取材は制限を受けておらず、さらにより多くの市民たちと接触し、彼らの状況を知りたいと考えている」と述べた。

暴力事件の発生地のひとつである競馬場(地名)で取材を行った韓国の『朝鮮日報』のジャーナリストチェ・ユシク氏は、6日夜ウルムチ市に到着し、すでに一部の取材を行っており、破壊された数多くの店舗を目撃した。

新疆ウイグル族自治区政府とウルムチ市政府は7月6日午後、情報センターを発足させ、全ての国内外のメディアと記者を受け入れ、ネットで原稿を発信する記者たちのために50余本のケーブルを用意し、インターネット技術面の問題を解決するために技術者をも配置した。

新疆ウイグル族自治区とウルムチ市は7日昼、共同記者会見を催し、60社の国外メディアの取材を受け入れた。

 

「チャイナネット」 2009年7月7日

 

 

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