「7・5」暴力犯罪事件 人間性に反する犯罪

 

「人権」を吹聴している偽善者たちは今回、黙っている方がよい。5日ウルムチで発生した、罪のない一般市民への暴力行為を弁解する言い訳はないだろう。

あの夜、一般市民への無差別の虐殺によってウルムチは恐怖の巷と化し、あっという間に百余人の人たちが命を失い、千人が負傷した。テレビでこのような血だらけになった人たちの姿を見た理性のある人々にとって、これはどうしても受け入れられないことだろう。焼き払われた車の残がい、破壊され、略奪された商店、血だらけになって倒れている、助ける人もいない被害者…かつて美しい町であったこのウルムチで暴れ回っている残忍な暴徒を見た私たちは、どうしても落ち着いた気持ちにはなれなかった。

これは人間性に反する暴力行為である。

犯罪者は必ず処罰を受け、公正は必ず広められなければならない。「中国は民族的なにくしを煽動する行為に我慢できない」というメッセージをはっきりと世界に伝えるべきだ。

「人権」を吹聴する人たちやウイグル分裂主義者はすでに是非を転倒しており、「殴打、破壊、略奪、放火」の暴力犯罪行為を「平和的なデモ」と称している。「3・14」ラサ暴力犯罪事件から経験を受け継いだこの人たちにとって、政治的な目的を実現するためにうそをついてもかまわないということなのだ。

これまでの情報から判断すれば、ウルムチで発生した暴力犯罪事件は国外の勢力に煽動されたものである。海外のウイグル分裂主義者は漢民族とウイグル族の紛争を利用してそれを拡大し、「より勇敢にやろう!より大きなことにしよう」と叫びながら、罪のない人たちのふりをして実情を知らない海外の人たちの同情をかちとろうとしているのである。

ごく少数の人は非難する対象を間違えているのかもしれない。しかし、外国からの声は中国における法律の執行に影響することはない。中国には自らの刑法がある。暴力犯罪事件をめぐっては、刑法の執行は当然のことである。

海外のウイグル分裂主義者からの煽動は漢民族とウイグル族の人々の関係に水をさそうとする陰謀をさらけ出すものである。結局、これらの分裂主義者はウイグル族の人々への民族的な差別視のために代償を払うことになろう。なぜなら、中国ではいかなる民族であろうと、いずれも法律の下では平等であるからだ。

 

「チャイナネット」 2009年7月9日

 

 

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