新中国成立60周年の国慶節閲兵式の総指揮者を担当する北京軍区の司令員、房峰輝中将は、「新世紀に入って初めての閲兵式として、今回の閲兵には、兵種がより細かく分類され、装備の種類が多様化し、表現形式がより目新しくなるという特徴がある」と語った。
5つの見所
房峰輝中将によると、これまでの13回の閲兵式に比べて、今回の閲兵式には主に5つの見所と特徴があるという。
1.14の徒歩隊列、30の装備隊列、12の空中隊列からなる56の隊列が組織され、中国の56の民族が団結し調和の取れた発展を推し進め、中国の特色ある社会主義の道に沿って闊歩前進することを象徴する。
2.検閲を受けるすべての部隊は、地震への対応や被災救援、反テロ、国内や世界の安定・平和維持など様々な軍事行動で功績をあげた英雄・模範グループであり、中国の軍隊が使命を履行し、平和を維持し、人民に奉仕するという社会的職能や宗旨を体現する。
3.閲兵式に登場する装備はすべて国産のもので、情報化の程度も高い。陸軍、海軍、空軍、第二砲兵(戦略ミサイル部隊)、武装警察部隊のいずれも数多くの新型武器を展示し、中国の軍隊が情報化建設で挙げた顕著な成果を示す。
4.閲兵式に参加する部隊の主体は「80後」と「90後」など新世代の士官と兵士である。良好な軍事的・政治的素質があり、文化レベルも高く、活気に満ちている彼らの姿は、国防と軍隊建設にしっかりした後継ぎがいることを示す。
5.閲兵式の表現形式は伝統的な特色を保つとともに、数多くの新機軸を打ち出している。例えば、威風堂々とした整然たる徒歩隊列や、迫力ある装備隊列、広々とした大空を飛翔する空中隊列、男性兵士にも劣らない立派な風采を持つ女性兵士と女性民兵の隊列などが次々と登場すると同時に、隊列の編成、士官や兵士たちの服装、武器装備の色彩などの面でも目新しいところが多い。
「チャイナネット」 2009年9月17日
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