--中川健造氏の見た国慶節の式典
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新中国成立60周年の祝賀式典の現場(写真=于明新) |
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祝賀式典を観覧する中川健造夫妻(写真=于明新) |
10月1日午前、日本の文化界の名士、中川美術館館長の中川健造氏は、于明新・人民中国雑誌社前社長に伴われ、新中国建国60周年の祝賀式典を現場で参観した。祝賀式典の現場で、中川氏は感慨深げに「今日はまさに人々の願いに天が従ったというにふさわしい。昨日は霧がたちこめていたのに、早朝、起きてみると見事に晴れあがり、青空に白い雲が広がって、特別な喜びを感じさせます。また、今回の式典は気宇壮大で、場面は壮観であり、数万人の一糸乱れぬ隊列はまさに感動的なものです」と述べた。
軍事パレードの前に于明新前社長は、中川氏に向かい、今回の軍事パレードは、新中国の成立以来、14回目であると告げた。新中国の第一回の軍事パレードの時には、当時の武器は「万国製」と称され、とても遅れたもので、大多数は戦利品であった。現在、中国の武器装備は、すでに昔とは比べものにならなくなっている。今回の軍事パレードを参観し終えて、中川氏は、「中国がこれほど進んだ武器を持つことで、私は中国が世界の平和を維持し、世界の発展を促す重要な力量を持っていることを確信しました」と述べた。
9月30日の国慶節の祝賀会と10月1日の国慶節の式典上で、中川氏は、中央政治局委員、薄煕来・中共重慶市委員会書記、陳呉蘇・中国人民対外友好協会会長など中国の友人たちと会い、互いの友情を温め、また中日友好と文化交流の促進に努力するよう託した。また、中川氏は、高村正彦・前外務大臣、村岡久平・日中友好協会理事長など中日の古い友人たちに会い、みなは今回の国慶節の祝賀式典に高い評価をくだした。
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中川健造氏は現場で「借水献花」と揮毫した(写真=于明新) |
10月2日午前、中川健造氏の一行は、労働人民文化宮を特に訪れた。ここには多くの絵画の愛好者がおり、中川氏は、みなと絵画における技芸の交流を行った。また、現場で「借水献花」と記念の字を残し、現場にいた観光客たちの熱烈な拍手喝采を浴びた。
60周年を迎えた新中国 1949~2009の歩み
『人民中国』インターネット版 2009年10月1日
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