1日付けの「人民日報」紙は、社説を発表し、「共和国が成立してからこの60年、艱難辛苦の模索と成功の実践を通して、社会主義制度の優越性と生命力を世界に見せた」と指摘している。
社説は、「60年来、中国は半植民地、半封建社会から民族が独立、人民が主人公になる新しい社会に。新民主主義革命から社会主義革命と国の建設に。高度集中の計画経済体制から活気にあふれた社会主義市場経済体制に。鎖国から全方位の開放に。これらの歴史的な転換を実現した」としている。
社説は、また「中国は、今、さらに発展していくという重要な戦略チャンスに恵まれている。2021年の中国共産党成立100周年には十数億の人口がより高いレベルのゆとりのある社会に恵まれ、そして2049年の新中国成立100年に近代化がほぼ実現され、豊かで民主、文明かつ調和の取れた社会主義近代化国家になるのを目指している」と述べた。
「中国国際放送局 日本語版」 2009年10月1日
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