文・岡田紘幸 写真・和田英士

2009年3月、「日本と中国、若者の未来の架け橋へ」をテーマに、日中国際親善協会中部支部という団体を立ち上げました。本部は東京に置き、中部の愛称は「チャイナル!日本」にしました。2010年の上海万博を迎えるため、「チャイナル!日本」は、今年、「上海万博にエールを!」を合言葉に、交流会や勉強会などいろんな企画を行っています。 |
7月4日、上海万博をテーマにした講演イベント「日中の未来、万博の未来」を開催しました。名古屋市伏見の研修室に、学生や留学生、20代の若手社会人を中心に約60人が参加。
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講演イベント最後に来場者も交えて |
第1部は4人の講演者による、リレー方式の講演。1人目は団体メンバーの国際交流基金留華ネット元広州代表・日高将博。「自らの中国体験と、日中の若者へのメッセージ」をテーマに講演しました。2人目は団体メンバーの名古屋工業大学生・山田邦生。元愛知万博パビリオンスタッフの経験と、大学での研究課題も交えながら、「日中の環境問題と万博」について。3人目の中部大学高等学術研究所研究員・古澤礼太氏は、愛知万博の市民プロジェクトのリーダー等を勤めた経験から、「市民参加型万博とは?」をテーマに講演。4人目の講演者は、人民中国雑誌社東京支局の支局長・于文氏。「中国人との接し方」をテーマに講演し、マスコミの視点から見た報道情報の正しい活かし方など、比喩を交えてわかりやすく説明しました。
第2部は上記4人と、司会の名古屋大学院生・李優を交えたパネルディスカッションを行いました。受付や設営、記録係など、みんなそれぞれ慣れないことはありながらも、一生懸命に取り組む姿が印象的。会の終了後は、近くの和食居酒屋で懇親会を行い、充実した1日となりました。
人民中国インターネット版 2009年8月5日
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