約2000億元で実施される西部林業生態建設

 

 中央政府の累計投資 2172.2億元

 10年間の累計植林面積 3065万ヘクタール

 毎年黄河に流入する泥砂量 約3億トン減少

 新建設の自然保護区 3972万ヘクタール

 

西部大開発戦略が実施されて以来、我が国の西部地区は、生態林業の建設最重点区域となっている。2000年以来、中央政府の累計投資額は、2172.2億元となり、一連の生態林業建設プロジェクトが相次いで実施されている。2008年には、西部地区の森林カバー率は、17.05%となり、10年前と比較すると、6.75%の上昇である。

姚昌恬・国家林業局総工程師の紹介によると、西部大開発の10年来、西部地区の植林面積の累計は、3065万ヘクタールに達し、最近、発表された第7回全国森林資源調査のデータによれば、西部地区の森林蓄積量は、82.7億立方メートルとなり、10年前と比べ、13億立方メートルの増加である。黄土高原の土壌流失処理面積は、15万平方キロメートルとなり、毎年、黄河に流入する泥砂量は、約3億トン減少している。

新疆のオアシスの面積は、現在、約7万平方キロメートルに拡大している。三北保護林(東北、華北、西北における保護林)体系における西部建設プロジェクト省区では、2000万ヘクタールの農地が有効に保護されている。

西部大開発の戦略が実施されて以来、中央政府は、約10億元を野生動植物の保護と国家レベルの自然保護区の建設プロジェクトに投じている。林業部門は、西部地区に新自然保護区を395カ所建設し、その面積は、3972万ヘクタールとなる。中央政府は、西部において55カ所の湿地保護および回復プロジェクトを実施し、湿地面積659万ヘクタールを有効に保護している。(編集=劉玉晨)

 

人民中国インターネット版 2009年12月1日

 

 

 


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