100%行く!万博の出会いと交流は楽しい  
 

文・岡田紘幸

2009年3月、「日本と中国、若者の未来の架け橋へ」をテーマに、日中国際親善協会中部支部という団体を立ち上げました。本部は東京に置き、中部の愛称は「チャイナル!日本」にしました。2010年の上海万博を迎えるため、「チャイナル!日本」は、今年、「上海万博にエールを!」を合言葉に、交流会や勉強会などいろんな企画を行っています。

上海万博に興味津々の鈴木陽子さん

今回は「日中国際親善協会 中部支部」の社会人メンバー、団体内では学生たちの母のような存在の鈴木陽子さんに、万博への思いなどを聞きました。

岡田:愛知万博ではボランティアをやっていたんだよね。

鈴木:はい。愛知万博では「愛・地球博ボランティアセンター」のボランティアスタッフとして、会場内で活動していました。ボランティアとしては5回、プライベートと合わせると30回くらい行ったと思います。また当時、名古屋市内で仕事に就いていましたが、仕事後にも行っちゃうくらい、楽しみの1つでしたね。

国際交流にも興味があったことで、普段出会う機会のない、国際人との出会いは自分にとっては刺激的でした。また、万博を通じての交流もあり、上海の地でも新たな交流や出会いがあればいいなーと思っています。

岡田:中国に興味を持ったのは、いつから?

鈴木:正直に言うと、今まで中国に対してのイメージは、日本の報道の影響からか、良くなかったです。ただ今回、「愛知万博から上海万博へ」というタイミングで、岡田さんの団体と出会い、改めて中国のことをちゃんと知りたいと思いました。

また大学時代に少し中国語を勉強していたこともあり、再び中国語を習いたいと思い、今は中国語を習い始めました。語学を通じて、中国人と話すことが目標です。中国のイメージとは、あくまでも外部から入って来たものばかりなので、自分で見たものだけを信じたいと思っています。

上海を思い続けて早4年、博覧会が待ち遠しい

岡田:そうなると、上海万博は相当楽しみだね。

鈴木:はい、愛知万博では本当に、心から楽しい時間を過ごすことができました。その思い出が残っていることもあり、上海万博ではとっても期待しています。「上海万博に早く行きたい!」という思いは、愛知万博が閉幕してから4年間も心の中にしまっていたので…100%行きます!

鈴木陽子略歴

 愛知県名古屋市在住。名古屋学院大学を卒業後、2年間の社会人生活を経て、1年間はカナダへ移住。帰国後は市内ホテルに勤務。現在の趣味は、中国人との交流で生かしたいという思いから、中国語を習得中。

 

人民中国インターネット版 2009年12月7日

 

 

 
 
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