文・写真 岡田紘幸
2009年3月、「日本と中国、若者の未来の架け橋へ」をテーマに、日中国際親善協会中部支部という団体を立ち上げました。本部は東京に置き、中部の愛称は「チャイナル!日本」にしました。2010年の上海万博を迎えるため、「チャイナル!日本」は、今年、「上海万博にエールを!」を合言葉に、交流会や勉強会などいろんな企画を行っています。 |
先日、愛知大学の部活「愛華倶楽部」が行う週1回の会議にお邪魔しました。日本人学生と中国人留学生に、中国に興味を持ったきっかけや、上海万博へ思うことを聞きました。今回は大学1年生です。
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愛華倶楽部の皆さん、11月の大学祭を終えて |
岡田:まずは、中国に興味を持ったきっかけを教えてください。
大山:映画「レッドクリフ」を見て、三国志に興味を持ち、中国について知りたいと思ったことです。
竹田:中国人が話す中国語の響きがとてもきれいで、自分も話したいと思いました。初めは語学にしか興味ありませんでしたが、学ぶうちに中国のことがさまざまわかってきて、今は毎日発見の連続で充実しています。
宮澤:中国のイメージは日本より物価安い、ケンカ腰の店の人が多い、料理は辛いものが多い…など、いい印象があまりなく、大学に入る前まで、まったく興味はありませんでした。興味を持ったのはごく最近、きっかけは学部の中国現地実習プログラムに参加してからですね。
楊:私は中国で生まれ、中国で育ち、20年間ずっと中国で過ごした中国人です。子どもの時から、ずっと中国の歴史に興味を持っています。
董:私の場合は中国人ですが、日本で育ちました。だから、中国と日本に対する思いがあります。今の日本と中国は、あまり仲が良くないと感じます。もっと日中は仲良くなってほしいです。
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大学祭では上海万博の展示紹介も行いました |
岡田:来年は中国の一大祭典、上海万博です。思いを聞かせてください。
大山:愛知万博ではいろんなパビリオンがあって、1つ1つがとても楽しかったです。上海万博では、中国でしかできないことをぜひやってほしいと思います。
宮澤:中国が日本と、よりよい関係になることを祈ります。
川元:そもそも万博がどういうものか、まだイメージわきません…。
竹田:愛知万博は行ったことがないので、上海万博はぜひ行ったみたいです。
楊:愛知万博の時は中国で生活していて、行けなかったです。上海万博ではできるだけ、中国の素晴らしさを世界に伝えてほしいですね。
董:愛知万博を見て、とても感動しました。だから上海でも感動できるようにしてほしい!
岡田:ありがとうございました。
人民中国インターネット版 2009年12月7日
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